みやざきクリニック
〒572-0054
寝屋川市下神田町20-10
Tel 072-812-6604
診療時間:
AM 8:45~PM 12:00
PM15:45~PM 18:30
最終受付
午前:再診11:45
初診11:30
午後:再診18:30
初診18:15
休診日:
水曜日、木曜日、土曜日午後、 日曜日、祝祭日
<駐車場有り>
日々の生活でストレスを感じておられませんか?
現代はストレス社会と言われ、仕事では人間関係の悩みや過重労働、家庭では両親の介護や夫婦間の問題、
子供の不登校やいじめなど、日常生活において多くのストレスがのしかかり、不安感・いらだち・孤独感・
無力感などを感じることが多いように思います。
そのようなストレスが原因で心身に影響を及ぼしたり、また日常の生活にも支障が出てくる場合があります。
当院を受診される患者様の悩みに親身に対応し、一緒に解決法を考えていけたらと思っております。
また、必要によって患者様の状態に応じた薬も処方させて頂きます。
●ストレス関連疾患・心身症
ストレスがかかると、神経が過敏になり、不安でイライラしたり、焦り、落ち着きがなくなったり、ぐっすり眠れなかったりします。 また、動悸や、息苦しさ、過呼吸、喉の閉塞感、胃のもたれや吐き気しびれ感や頭痛・腹痛・下痢・便秘などの身体症状も出現することがあります。
●うつ病
心身のエネルギーが低下した状態です。 気分が沈んでいる日が何日も続き、悲観的な思考になります。何をしても楽しめない、何をする気力もない。 体も重く、動作も遅くなり、今までできていたことにも長い時間を要するようになります。 頭が十分に回転せず、物事を判断するのもなかなかできなくなります。食欲も落ち、睡眠も十分にとれなくなります。
●躁うつ病
うつの状態と躁の状態が波のように出現します。うつの状態はうつ病の症状とよく似ています。 躁の状態はうつの状態とは逆で、エネルギーに満ち溢れ、気分が高揚し何でもできるように感じます。 多弁で不眠がちとなり、早朝からよく動くなど活動性も増えます。 時に浪費してしまったり、怒りっぽくなり、喧嘩っぱやくなったりします。
●パニック障害
突然、動悸・過呼吸・窒息感、めまい、吐き気などの身体症状と不安、恐怖感、落ち着かない感じなどが生じます。 持続時間は長くても1時間程度で数分でおさまる場合もあります。 このようなことが起きると、電車や映画館、高速道路などでまた起きたらどうしようという不安にかられ、悪化すると外出するのも困難となり、家にこもりがちとなります。
●社会恐怖症
元来、人見知りの方に発症しやすいといわれています。人前で何か行動をするときに人がどう思うだろうという事が過度に気になります。 人前で話をするときに、声がふるえてないか、吃らないか、顔があかくならないか、また、食事や字を書いたりする時に手が震えないかなど不安になります。
●強迫性障害
元来、完壁主義の方や白か黒かといった両極端の考え方の人に発症しやすいといわれています。 あいまいさの受容が難しいため、気になっていることの生じる可能性がわずかであっても、その事ばかりが頭を占め、打ち消すことができなくなります。 鍵の閉め忘れや電気・ガスの消し忘れ、間違えて大切な書類を捨てていないかなど気になり、何度も確認します。 その他、食べ物に寄生虫が入っていたのではないか、外出して菌が自分の体についていたのではないか、車を運転中に何か危害を加えたのではないか、自分や身内が何か重大な病気になっていないかなど気になり頭から離れなくなります。
●認知症(物忘れ)
認知症にはアルツハイマー型認知症や前頭側頭葉型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などがあります。 認知症のタイプにより、物忘れやこれまでできていたことができなくなってきたなどの遂行機能障害、怒りっぽくなってきたなどの人格変化、幻視など目立ってくる症状や経過が異なります。
※診断には頭部CTやMRI、SPECTなどの検査が必要になります。当院ではこれらの検査設備がないため、事前に他院での検査をしていただくか、或いは当院に受診して頂き、必要と判断すれば精査のため認知症疾患センターへの紹介状を作成させていただきます。その後の治療は当院でも可能です。
●統合失調症
典型的には、「誰もいないのに誰かが話しかけてくる」「自分の事を第3者同士が話している声が聞こえる」などの幻聴や「自分の悪口を言っている」「盗聴されている」「監視カメラがつけられている」などの被害妄想、「テレビや新聞の内容が自分や身内のことを言っている」などの関係妄想があります。
※当院ではアルコール・薬物依存・摂食障害の治療は行っておりません。
●薬物療法
心の病気は、環境・状況因の影響が強い軽症レベルの心因性の状態から精神病の状態までさまざまな状態があり、また、移行したりもします。 重症化するほど脳の神経伝達物資の関与が強くなっていくように思います。診察した上で、それぞれの状態に応じた薬の選択をさせて頂きます。
●認知療法・行動療法
うつ病やパニック障害、強迫性障害の方に用いることがあります。 必要があれば、思考記録表や不安階層表を使用しながら、物事の考え方の修正をしたり、段階的に不安に打ち勝っていけるようにしていきます。